都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


ヨハン・ヴォルフガング・フォン「ゲーテの小径」

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飛鳥山停留所から田端・上中里方面へ本郷通りを歩くと、
一里塚交差点(滝野川警察署近く)にこのような道しるべがあります。

なぜ東京の北区で「ゲーテ」なのか?

そもそも「ゲーテ」って何の人?

という思いを抱えながら「ゲーテの小径」を進むと、、、

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ありました「東京ゲーテ記念館」。

まるで「東京たぬきそば」のような(?)

そのネーミング。

まぁたぬきそばの方はなんとなくわかる(ますよね?)気がしますが、

ゲーテがどうして東京にいるのか?

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ

ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテJohann Wolfgang von Goethe[1]、1749年8月28日 - 1832年3月22日)はドイツの詩人、劇作家、小説家、哲学者、自然科学者、政治家、法律家。ドイツを代表する文豪であり、小説『若きウェルテルの悩み』『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』、叙事詩『ヘルマンとドロテーア』、詩劇『ファウスト』など広い分野で重要な作品を残した。


はい、「ファウスト」と聞くと、

手塚治虫先生好きとしては、

「ああ、あの。」とちょっとは親近感を覚えます。

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ゲーテの小径」の理由は、

ゲーテ記念館があるから」のようですが、

では、ゲーテ記念館がここにある理由は、

ゲーテ記念館の門が固く閉ざされているため

なんだかよくわかりませんでした(笑)

ええと、「粉川忠さん」という方がゲーテの研究を発表する施設

として作ったそうで、一般公開はしていないとのこと。

それは門も閉ざしますよね。

ゲーテの小径は、ガードレールなども綺麗に整備されてまして、

おかげで道路の向かいに乗り越えていくのも困難、というか

ちょっと面倒だったので、見上げてみました。

ん、たたずまいからゲーテさんの偉大さが伝わるような気がします(?)

この道、とくにどこかに続くわけではないので、

西ヶ原三丁目の交差点を左折して「旧古河庭園」へ向かいバラを眺めるもよし、

「西ヶ原みんなの公園」でボーっとするもよし。です。

私は右折して滝野川一丁目の停留所へと向かいました。

ただ「小径」は「こみち」と入力しても変換できないのがやっかいですね~、ねぇゲーテさん。

地図
http://goo.gl/maps/jOnD

※入館はできるけど期間が決まっているようでした。
北区観光ホームページ
http://www.city.kita.tokyo.jp/misc/kanko/data/g/5.html





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