都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

遠ざかる景色を堪能できる「一番後ろ」が特等席

都電にはその昔車掌さんがいたそうですが現在ではワンマン運転となっている為、進行方向と逆の運転席は空いているんですね。 私はここからの眺めが一番気に入っていて乗車後に流れる「できるだけ前に詰めてご乗車下さいませ」というアナウンスを率先して実行…

荒川自然公園で逆光の中、水鳥達とフワフワする

前回からの続きで荒川自然公園内へとやってきました。 三河島水再生センターの上部を利用して作った公園、実は大変昔から存在していて私も幼稚園時代に遠足に来た思い出があります。それから大人になり、幹線道路からも外れたこの場所にブラりと訪れることも…

少しだけ空中庭園の趣、荒川自然公園北口

三河島水再生センターは東京城北地域の下水処理を一手に行う施設。 大正11年からここで操業しているそうです。 春の桜とレンガ造りのポンプ舎が美しいことは以前ご紹介したのですが、センターの上部に広がる「荒川自然公園」は紅葉もなかなかなんです。公…

のどかな昼下がり、空が大きい巣鴨新田

都電荒川線は三ノ輪橋から早稲田まで現在30の停留所があります。 その30箇所の中には「町屋駅前」「王子駅前」「大塚駅前」などJR線や東京メトロと乗換えが可能な(というよりその駅の前に設置されたであろう)停留所があります。 自然とその他の駅よ…

昔ながらな定食屋さんの看板は昼も夜も輝いている

東尾久三丁目から町屋駅方面に歩く夜。いつもとは少し違った風景が広がります。 都電沿いのいわゆる「都電通り」は最近ではかなり整備も行き届き、大き目の街頭が照らしているせいもあってか犯罪とは無縁の明るい一本道になっています。町屋二丁目の停留所か…

今日も変わらぬ平日のとげ抜き地蔵通り

「おばあちゃんの原宿」といえば「巣鴨とげ抜き地蔵通り」が有名ですが、この通りの北端に都電庚申塚停留所があります。 停車場の看板にも「とげ抜き地蔵入り口」の文字がある位ですから、高齢者無料の都電を使わない手はないはずですよね。「おばあちゃんの…

向原、区画整理の空き地は猫の昼寝床

向原停留所から東池袋四丁目停留所にかけての線路沿いはジグザグと曲がりくねった小道が多く、沿線には金網に囲まれた空き地が点在しています。雑司が谷の辺りも沿線がきれいな道路に整備されていますから、この辺りもまもなくきれいに整備されるんでしょう…

昼下がりの飛鳥山公園で都電6000形を見つけた

7000形車両レトロ塗装車の運行開始について | 東京都交通局 都営交通では平成25年11月10日より7000形車両のレトロ塗装車を運行するそうです。 7000形は昭和40年代に活躍した黄色い車両。そしてここ、飛鳥山公園に展示されている車両は6000形。 さらに一昔…

霞むサンシャイン60と雨の日の雑司が谷停留所

東京メトロ副都心線の開通に伴って名称が「都電雑司が谷」という名前に変更された当停留所。 副都心線の雑司が谷駅は都電で言うところの隣の停留所「鬼子母神前」に隣接していますから、少し複雑になってしまいました。雑司が谷の地は多くを霊園が占める閑静…

9000形レトロ車両の一つ目ライト

陽が沈むのが早くなってきた夕方、遠くから一本道のレールをこちらに向かって走ってくる車両。 目を凝らして見て見ると、、、どうやらヘッドライトが一灯しか点灯していないようですね。そう、一つ目だったらそれは復刻レトロ車両の9000形ですね。えんじ色の…

三ノ輪橋商店街入り口は小旅行の出発地点

日光街道(昭和通り)に面した小さな入り口。 ここを抜けると都電の東の出発地点三ノ輪橋停留所へと到着します。三ノ輪橋商店街(ジョイフル三ノ輪)はこの界隈でも大きなアーケード商店街。 昔ながらの小さなお店が軒を連ねます。都電がまだ荒川線のみでは…