都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


冬の夕暮れ染井霊園は早足で抜けるに限る

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新庚申塚停留所とJR巣鴨駅の間に染井霊園があります。
この墓地は都営霊園では小さい方のようですが国道17号線からちょっと入ったところに広がる一帯の墓地はなかなかの迫力があります。

雑司が谷や谷中、青山など都内にもいくつか霊園がありますがこの染井霊園はひっそり(墓地だから当たり前ですが)感が格別でうら寂しい感じがします。
著名な墓所も多く岡倉天心高村光雲二葉亭四迷などもこちらに埋葬されているそうです。

さて、そんな染井霊園。
夕方一人で歩いていますと、、、、日が暮れかかってきました。(ちなみに写真はここで一枚。)
目的地は新庚申塚の停留所。
巣鴨の駅前引き返しては結構時間もかかりますからすぐに夜の帳が下りてしまいます。
ここは一気に霊園を抜けなければ…。
そんな時に限って人通りはまったくのゼロ。
揺れる柳におびえながら早足で停留所まで向かったのは言うまでもありません(笑)