都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


少しだけ空中庭園の趣、荒川自然公園北口

f:id:kinseian4:20131124172840j:plain

三河島水再生センターは東京城北地域の下水処理を一手に行う施設。
大正11年からここで操業しているそうです。
春の桜とレンガ造りのポンプ舎が美しいことは以前ご紹介したのですが、センターの上部に広がる「荒川自然公園」は紅葉もなかなかなんです。

公園への入り口は2箇所あって、都電停留所「荒川2丁目」側は停留所脇から続く坂道を登るだけのアクセス。都電内でもアナウンスされてますね。

写真のこちらは北側の入り口。
不思議なカゴ状のトンネル階段を上っていくとまるで空中庭園の趣。
少し世界が上昇した気分を味わえます。
実際に高さでいうとおそらくビルの3、4階くらいに相当するのではないでしょうか。
広さは5.6万平米あるそうです。処理施設の敷地は東京ドームの5倍くらいあって、町屋駅の裏側から隅田川まではほぼ施設の敷地になっているんですよ。

では次回は公園内を少しご紹介したいと思います。