都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


okuなのかoguなのかは大きな問題だ

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この尾久という駅。

荒川遊園地前から、南にずずずいっと10分程度歩いたところに、

あったりします。

「…たりする」のは見逃すこともあるからです。

尾久駅 - Wikipedia

特に明治通りを王子方面に走っていると、

目的地がこの駅であるときですら、

目に付きません。そんな駅なんです。

その生い立ちについてはこちらの掲示板に詳しく載ってますので、

割愛しまして どうして尾久駅はつくられたのか?

尾久駅は「おく」と濁らないが、地名としての尾久は「おぐ」と濁る。尾久駅がある北区内に尾久という地名はないのだが、隣の荒川区には「東尾久」「西尾久」という地名がある。コチラは「ひがしおぐ」「にしおぐ」と濁り、都電荒川線の電停名も「ひがしおぐさんちょうめ」となっている。

»»尾久駅

そうなんですよ!

都電の駅名は「ひがしおぐ」。

と、毎回この駅を利用する度に、腑に落ちない気分になるわけです。

しかもこの宇都宮線を利用して、

通り過ぎるだけの乗客の皆さまには確実に「oku」と

認識されている…。そうに違いありません。

む、やっぱ腑に落ちない!





4490106378 JR・第三セクター 全駅名ルーツ事典
村石 利夫
東京堂出版 2004-11

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