都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


上野発の夜行列車が最初に通り過ぎる操車場「尾久車両センター」

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本日は「荒川遊園地前」停留所で下ります。
目的地は「尾久車両センター」。

いわゆる操車場ですね。
「上野発の夜行列車降りた時から~♪」で始まる「津軽海峡冬景色」。
この「降りた時」はすでに青森駅についているわけですが、
この夜行列車が上野から発車し、すぐ通り過ぎるのが「尾久車両センター」です。

今回向かったのはこの辺り

上野駅の開業当時、客車はすべて上野駅に置かれていました。
さすがにそれでは置ききれないので1920年代この地域に操車場が誕生したわけです。

1929年尾久駅が設置され、東北本線尾久駅を経由して北へと向かうことになりました。

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撮り鉄だけじゃない!結構楽しい尾久車両センター

さて、尾久車両センターへは、荒川遊園地とは逆方向に10分程度で到着です。

車両センターとはいえ、中に入ることはできませんから公道から眺めるか、田端駅方面まで坂を上って高架橋から覗くことになります。

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操車場は何本ものレールが並び、寝台列車やディーゼル車など普段はじっくり見ることができない車両も眺めることができます。

電車を眺めるもよし、
写真を撮るもよし、
大きな空を仰ぎ見るもよし。
ここからずーっと先の青森駅に想いを馳せるのもいいでしょう(笑)

東京都のサイトにとても面白い画像がありました。
昭和30年代の蒸気機関車が走る尾久操車場

今回のルートはこちら

そのままJR田端駅に向かうもよし、
都電に乗るなら東尾久三丁目停留所で下りて、ぜひ金生庵までお越し下さいませ♪