都電の車窓から

都内で唯一残された都電…「荒川線」。 家々が立ち並ぶ中を走るその姿は、 現代に残された下町そのままの形です…。 都電から見える景色・その周辺の街並み…。 それらを通して「下町・荒川」を知っていただきたい。 そんな思いでご紹介させていただく、フォトギャラリーです。


幕末の動乱を見てきた黒門は今日も陽だまりの中

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2011年、当ブログでもご紹介しました円通寺の黒門に2年ぶりに訪れました。
vol.2 町屋から三ノ輪へ -色づく銀杏と彰義隊- その4 最終回 - 都電の車窓から(一昨年の記事です)

この黒門はもともと上野寛永寺の境内にあったものをこの地に移築したもの。
門には幕末の上野戦争でできたいくつもの弾痕が未だに残されています。

一昨年訪れた際は立派な黄葉を見せてくれたイチョウも今年はお休みなのか枝が大きく刈られ、一層ひっそりとした雰囲気に包まれていました。

都電三ノ輪橋停留所から三ノ輪橋商店が入り口をくぐり日光街道まででて、北へ数分行くとすぐに分かる場所にありますのでぜひ一度訪れてみてください。
幕末の動乱を見てきた門が静かに余生を過ごしていますので。